お通夜

 朝早くに祖父の実家に向かった母を追いかけ、みんなで祖父のお見送りをするために父と共に11時に車で出発。出発する時間が予定より遅くなってしまったので、高速に乗って車を飛ばす父。遅れたら母に叱られちゃいますからね(^^;)

 着いたら母に
『思ったより早かったね』と言われ、2人で顔を見合わせてホッとしました(笑)。
迎えの車が来てくれるまで、お線香をあげながら、今後のコトを話したりしていました。何を骨壺に入れてあげようかと考えながらテレビ台の戸棚を開けたらアルバムを発見。見てみると、兄や私が生まれたときの写真や、両親の結婚式の写真などがありました。母は20歳で結婚したから、今の私よりも若い時の写真だぁ。。。と、何だか不思議な気持ちでした。それと共に、きちんと整理されたアルバムに、祖父の愛情を感じました。祖母が若かった時のモノクロ写真なども出てきて、祖父と祖母の青春時代を垣間見るコトができました。


 13時30分に葬儀屋さんが着き、祖父を一足先に斎場に連れていってくれました。私たちもお昼を食べてから斎場へ。今日と明日、私は父方の伯父と一緒に受け付けをするコトになっていたので、打ち合わせなどを行いました。そして親戚一同で旅支度。三途の川の渡し賃を持たせるとは、知りませんでした。これで天国まで連れていってもらえるんですね。


 会ったこともない親戚の方々が次々と祖父のために集まって下さいました。祖母の時もお世話になった、気さくなお坊さんがお経を上げて下さいました。
その後みんなで食事をし、お通夜は終了。でも私は母と斎場に泊まるため、みんなが帰った後もその場に留まりました。
テレビもなければ携帯の電波もないので、母に親戚関係の説明をしてもらったり、持っていった教科書を取り出して、教育法の勉強をしたりしました。


 母は0時頃に先に寝てしまい、私は暫く勉強を続けていました。2時30分頃、よく分からない文章に躓いてしまったので、諦めて布団に潜り込みました。
……でも寝付けません(泣)。普段1人で静かな環境で寝ているので、母の寝息と5分ごとに寝返りを打つ音が気になって、すぐに目が覚めてしまうんです。合宿の時も朝方まで寝付けなかったりします。30〜40分後、いつの間にか眠れたみたいです。よかった…。