シャチ救助される

　 それは１１月５日のこと。遅番出勤だったシャチは勤務地の池袋に向かうため、電車に乗って普通に通勤していたんだけど、池袋駅について電車から降りようとして立ち上がった瞬間、ちょっとした変化に気付いたの。何かがおかしい！？少し気分が優れないな、という感じ。すぐ治るだろう、とあまり気にせず階段を下りたけど、改札を出た辺りで更に悪化。気持ちわるい…。立ち止まって少し休憩してはヨタヨタ歩くということを３回位してどうにか地下のパルコ付近の階段まで到着したけど、もう歩けない…。ちょこっと出勤して半休使って帰ろうか、このまま有休として休もうか…と考えながら、あまりの気分の悪さにお腹抱えて壁にもたれ掛かっていたら、あるおばあさんが声を掛けてきてくれた。
「大丈夫？お腹痛いの？」
更に通りかかったおばさんも「どうしたの？」と近づいてきてくれて、駅員さんを呼びに行って下さった。その間、おばあさんは靴の修理屋さんに椅子を借りてくれて、私を座らせ、鞄を持ってくれた。そして優しく話をしてくださった。
そしてさっきのおばさんが駅員さんと一緒に戻ってきて、おばあさんは私の腕を支えながら（しかも鞄も持ってくれたまま）階段を上らせてくれて、駅員さんの休憩室のようなところまで付いてきてくれた。名前も伺うことができなかったけれど、あのあばあさんとおばさんに心から感謝。あの時助けて頂けなかったら、シャチはどうなっていたことか。久しぶりに人の温かさに触れた気がする。何か、情けない気持ちと嬉しい気持ちとその他いろいろな感情が抑制しきれず、泣けてきた。駅員さんビックリしただろうなぁ。
結局、電話してお休みいただいたんだけど、２つ上の先輩が電話に出て、事情を話したら「迎えに行って、お家まで送って行こうか？」と言って下さったのにも驚いた。普通の会社もこんなに優しいものなのかな？辞退したけど、その時お願いしますって言ったら、本当に送ってくれたのかしら…（＾＾）
取り敢えず、自力で帰って、安静にしてたら治ったよ。

気分が悪くなった原因を考えてみた
1.会社に行きたくない病。　もう池袋に降り立つと気分が悪くなって会社に行けなくなるんだ。登校拒否の小学生の、「朝になるとお腹痛くなる病」みたいな？
2.今日テレビで「ツタンカーメン王のミイラ」の全身映像が映っていて、見てしまったからツタンカーメンの呪い。これから一般公開されるのは頭だけだけど、シャチは身体まで見ちゃったからいけないんだ。
3.いつも夜寝る前に水で飲んでいる薬を、昨夜飲み忘れたから、朝（しかもお茶で）飲んだ。
う〜ん、やっぱりシャチ的には2が有力だな。トモロンに話したけどあんまり相手にしてもらえなかった。「はいはい、3だな」って感じ。むー。
兎に角、いまは復活して元気になったのでご安心を♪今年は健康診断に引っかからないようにがんばるぞーーー（＞＜）/