嬉しい驚き☆ Rye ① ☆

syachiyo2005-12-28

  卒論でヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』という作品について書いているのですが、1ヶ月くらい前に図書館でジェイムズの生涯が書かれた論文を読んでいたら、彼はイギリスのRyeという町に住んでいたコトがあったと知りました(ちなみに彼はアメリカ人。最終的にイギリスに帰化しました)。これを読んだ瞬間、もの凄く驚きました。だって、私は去年、この町に行って来たんです。滞在していたのはケント州のCanterburyだったのですが、「イギリスでも最も美しい町のひとつ」というRyeにどうしても行きたくて、週末の自由時間に電車に乗り継いで行って来たんです。ここにジェイムズの家があったなんて全然知りませんでした。ちょっと運命的な物を感じました。写真は大好きなRyeの風景。

  そして今日。彼は自分の作品がニューヨーク版として発売される時に、それぞれの作品について序文を書いているのですが、『ねじの回転』に対する序文がずっと見つかりませんでした。こうなったら原書であっても探すしかない!!と思いながら、何気なくpaper bookの最後の方をパラパラ捲ってみたら、そこに載せてありました。あはは。ラッキー♪見つかったからにはがんばって訳します